事業活動 向井賞の表彰事業&記念科学講演会

向井賞の表彰事業&記念科学講演会

科学技術の振興に関する注目すべき特に優れた研究業績を対象として、本財団選考委員会の選考及び理事会の承認を経て表彰を行っています(賞状、賞牌ならびに副賞(100万円))。

また、1992年(平成4年)より向井記念科学講演会を開催し、「研究費の助成」の研究成果発表会を同時に開催しています。

第25回向井賞 東京理科大学 教授 黒田玲子氏
向井賞メダル(純金100g)

向井賞受賞者一覧

向井賞受賞者を一覧しています。(※ 所属および役職は受賞時のものです)

第34回 2023年度

受賞者 片岡一則 氏(公益財団法人川崎市産業振興財団 ナノ医療イノベーションセンタ 一 センター長)
業績 高分子合成化学に立脚した新規薬物送達システムの開発
講演題目 体内で薬を運び、作り、操る高分子の開発
受賞者 根岸雄一 氏(東京理科大学  理学部第一部応用化学科  教授)
業績 金属ナノクラスターの原子精度での制御とエネルギー・環境触媒への応用
講演題目 エネルギー・環境材料の高機能化に向けて:原子の凝集を原子精度で制御する

第33回 2022年度

受賞者 渡邉正義 氏(横浜国立大学 先端科学高等研究院   特任教授/先進化学エネルギー研究センター センター長)
業績 イオン液体を基軸とする有機イオニクス材料の設計と創成
講演題目 イオン液体と有機イオニクス材料:その設計と創成

第32回 2021年度

受賞者 益田秀樹 氏(東京都立大学 都市環境科学研究科 名誉教授)
業績 アノード酸化プロセスにもとづく規則ナノ構造の形成と機能化展開
講演題目 「電気化学プロセスでつくる規則ナノ構造」

第31回 2020年度

受賞者 西出宏之 氏(早稲田大学 名誉教授/招聘研究教授)
業績 ラジカル高分子の創出と電荷輸送・貯蔵への実践的展開
講演題目 「ラジカルポリマーのマジカルパワー」

第30回 2019年度

受賞者 山下正廣 氏(東北大学 材料科学高等研究所 教授)
業績 次世代型高次機能性ナノ金属錯体の創成
講演題目 「単分子量子磁石を用いた量子分子スピントロニクス:ムーアの限界を超えて」

第29回 平成30年度(2018年)

受賞者 本間英夫 氏(関東学院大学 材料・表面工学研究所 顧問/特別栄誉教授)
業績 湿式成膜による機能性薄膜の創製
講演題目 「産学連携と創造の軌跡」

第28回 平成29年度(2017年)

受賞者 大越慎一 氏(東京大学大学院理学系研究科化学専攻 教授)
業績 固体物理化学に立脚した新規機能性物質の開拓
講演題目 「固体物理化学に立脚した新規機能性物質の開拓」

第27回 平成28年度(2016年)

受賞者 逢坂哲彌 氏(早稲田大学 研究院教授/総長室参与)
業績 電気化学ナノテクノロジーによる学から産への技術発信
講演題目 「電気化学ナノテクノロジーの研究・教育」

第26回 平成27年度(2015年)

受賞者 橋本和仁 氏(東京大学大学院工学系研究科応用化学専攻・教授)
業績 電気化学反応を基礎とするエネルギー・環境科学に関する研究
講演題目 「田んぼが電池になる」

第25回 平成26年度(2014年)

受賞者 黒田玲子 氏(東京理科大学総合研究機構・教授)
業績 固体キラル化学の展開と新しいキラル分光計の開発
講演題目 「キラリティーに魅せられて ― 固体キラル化学 の展開とツール開発」

第24回 平成25年度(2013年)

受賞者 小池康博 氏(慶應義塾大学理工学部 教授)
業績 フォトニクスポリマーの基礎研究と機能創造
講演題目 「フォトニクスポリマーが拓くFace-to-Faceコミュニケーション」

第23回 平成24年度(2012年)

受賞者 川合眞紀 氏(独立行政法人理化学研究所 理事)
業績 表面単分子スペクトロスコピー
講演題目 「分子の声をきく」

第22回 平成23年度(2011年)

受賞者 井上晴夫 氏(首都大学東京 教授)
業績 可視光による光化学
講演題目 「可視光による光化学・光エネルギーと光機能」

第21回 平成22年度(2010年)

受賞者 増原宏 氏(奈良先端科学技術大学院大学 特任教授)
業 績 レーザーを駆使した分子光科学の開拓的研究
講演題目 「レーザーを駆使した分子光科学の研究」

第20回 平成21年度(2009年)

受賞者 岩澤康裕 氏(所属:電気通信大学電気通信学部 教授)
業績 分子レベルの触媒表面設計と動的触媒作用に関する研究
講演題目 「触媒表面の化学設計と動的キャラクタリゼーション」

第19回 平成20年度(2008年)

受賞者 平尾公彦 氏(所属:東京大学 副学長)
業績 量子化学における分子理論の開発
講演題目 「分子理論の新しい展開」

第18回 平成19年度(2007年)

受賞者 入江正浩 氏(所属:立教大学理学部 教授)
業績 フォトクロミックアリールエテン分子に関する研究
講演題目 「フォトクロミック分子材料の未来」

第17回 平成18年度(2006年)

受賞者 鯉沼秀臣 氏(所属:(独)科学技術振興機構 シニアフェロー)
業績 酸化物の化学と電子機能に関する革新的研究
講演題目 「ものづくりの技術革新と国際戦略」

第16回 平成17年度(2005年)

受賞者 榊裕之 氏(所属:東京大学生産技術研究所 教授)
業績 半導体ナノ構造の形成・評価法と新素子応用の開拓
講演題目 「半導体ナノ構造の創成と電子工学応用」

第15回 平成16年度(2004年)

受賞者 御園生誠 氏(所属:工学院大学工学部 教授)
業績 固体触媒の設計と環境触媒への応用
講演題目 「進化する化学と酸化物触媒の設計」

第14回 平成15年度(2003年)

受賞者 玉尾皓平 氏(所属:京都大学化学研究所 教授)
業績 クロスカップリング反応の発見とその応用
講演題目 「クロスカップリング反応および有機ケイ素化学と 共に35年」

第13回 平成14年度(2002年)

受賞者 飯島澄男 氏(所属:名城大学理工学部 教授)
業績 高分解能電子顕微鏡の開拓とカーボンナノチューブの発見
講演題目 「高分解能電子顕微鏡とカーボンナノチューブ」

第12回 平成13年度(2001年)

受賞者 伊藤靖彦 氏(所属:京都大学大学院エネルギー科学研究科 教授)
業績 溶融塩/高温化学系に関する基礎的ならびに開拓的研究
講演題目 「窒素ガス電極反応の応用」

第11回 平成12年度(2000年)

受賞者 井上祥平 氏(所属:東京理科大学工学部 教授)
業績 高分子合成反応の精密制御とその展開
講演題目 「二酸化炭素からつくる高分子」

第10回 平成11年度(1999年)

受賞者 曽我直弘 氏(所属:滋賀県立大学工学部 教授)
業績 無機材料の基礎科学と材料設計に関する研究
講演題目 「無機材料の基礎科学と材料設計について」

第9回 平成10年度(1998年)

受賞者 遠藤剛 氏(所属:東京工業大学資源化学研究所 所長・教授)
業績 新しい開環重合の開発と機能
講演題目 「新しい開環重合の開発と機能」

第8回 平成9年度(1997年)

受賞者 増子曻 氏(所属:千葉工業大学工学部 教授)
業績 金属化学プロセスの電気化学的研究
講演題目 「金属化学プロセスにおける塩基度の割合」

第7回 平成8年度(1996年)

受賞者 国武豊喜 氏(所属:九州大学工学部 教授)
業績 合成二分子膜の開拓と自己組織性分子集合体の研究
講演題目 「合成二分子膜と超分子化学の展開」

第6回 平成7年度(1995年)

受賞者 笛木和雄 氏(所属:東京理科大学理工学部 教授)
業績 固体材料の物理化学的研究
講演題目 「高温超伝導酸化物への化学的アプローチ」

第5回 平成6年度(1994年)

受賞者 山本明夫 氏(所属:早稲田大学理工学研究科 客員教授)
業績 有機遷移金属錯体の研究
講演題目 「科学の進歩を支える条件」

第4回 平成5年度(1993年)

受賞者 大西孝治 氏(所属:東京職業能力開発短期大学校 校長)
業績 固体触媒反応機構に関する基礎研究

第3回 平成4年度(1992年)

受賞者 徳丸克己 氏(所属:筑波大学化学系 教授)
業績 光化学反応の有機物理化学的手法による研究とその展開

第2回 平成3年度(1991年)

受賞者 北尾悌次郎 氏(所属:大阪府立大学工学部 教授)
業績 機能性色素材料に関する研究

第1回 平成2年度(1990年)

受賞者 小門宏 氏(所属:東京工業大学工学部 教授)
業績 光記録材料に関する研究