財団案内 理事長挨拶

 

公益事業の発展に全力を尽くします 理事長 藤嶋 昭

 

公益財団法人東京応化科学技術振興財団は1987年、初代理事長の故向井繁正氏(東京応化工業株式会社の創始者)が米寿を迎えた際に、当時東京応化工業株式会社社長の故伊藤毅雄氏賛同の下、科学技術の研究開発や研究交流に対して助成を行うことを目的に設立されました。

現在当財団では、研究費の助成、国際交流助成、研究交流促進助成、科学教育の普及・啓発助成の四つの事業並びに科学技術の振興に特に優れた功績をあげられた方へ「向井賞」の表彰事業を行っています。

助成事業のなかでも科学教育の普及・啓発助成は、当財団が特に重点課題として取り組んでいるものです。青少年の理科離れを防ぎ、理科好きな子どもたちの育成に貢献するため、ボランティア等で子どもたちへ科学教育の普及・啓発活動をされている方々へ活動費の支援を行っています。そして、その成果をまとめた書籍の刊行支援を試み、書籍を広く配布することでより多くの理科教育に携わる方々への情報発信を行っています。また、子どもたちが良い本との出会いの機会に恵まれ、少しでも多くの日本の将来を担う理科好きな子どもたちが育つことを願って、公的施設への推薦図書セット寄贈や読書感想文こども作文コンクールの開催などを行っています。

今後も財団の事業発展に貢献できるよう邁進して参る所存ですので、引き続きご支援ご協力をよろしくお願い申し上げます。